浅草伝統の「お座敷遊び」がコロナに負けじと屋形船から生中継。芸者さんもドキドキの初挑戦です。
浅草の顔「雷門」に参道の仲見世。お馴染みの光景ですが、浅草寺の先はどんな地域なのかご存知でしょうか。
創業から143年の老舗料亭は緊急事態宣言で売り上げが7割減に・・・。お座敷での宴会が激減、その影響をもろに受けているのが宴会の席に呼ばれる芸者さんです。
浅草の花柳界には現在20人ほどの芸者がいます。しかし・・・。
浅草芸者・千華さん：「本来なら1月、2月はとても忙しい時期。今年は数えるほどしかお座敷がなく、9割減近くの状況」
芸者歴10年の千華さんは、緊急事態宣言が延長されそうな状況に・・・。
浅草芸者歴10年・千華さん：「『いつまで延びるんだろう』という不安はあるが、『後ろ向きじゃいけないな』とも思っているので、何かこの時期に考えなきゃなと」
この苦境を乗り越えようと、花柳界と商店会が新たな取り組みに挑みます。
隅田川の屋形船の中に、おしろいで正装した千華さんがいます。実は、インターネットで生中継をしてお座敷遊びを自宅で体験できる「オンラインツアー」を開催します。
浅草芸者歴10年・千華さん：「初めてなのですごい緊張している」
ドキドキの「お座敷ライブ」がスタート。参加者は限定50人で、全国各地や海外からも募集があり、即完売。事前に届く浅草の名物セットを楽しみながら参加できます。
代表的なお座敷遊び「とらとら」を披露。体を使ったじゃんけんです。珍しいお座敷遊びは大好評。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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