中国・武漢でWHO(世界保健機関)のコロナ調査チームが、発生源との指摘もあったウイルス研究所の調査に入りました。
濃い霧に包まれた武漢ウイルス研究所。3日朝、新型コロナウイルスの発生源を調べているWHOのチームが調査に入りました。
鍵を握る人物の一人が石正麗研究員です。コウモリ由来のウイルスを研究し、「バット・ウーマン」とも呼ばれています。
アメリカのトランプ前政権は新型コロナウイルスがこの研究所から流出した疑いがあると主張しています。
3日の調査は約3時間半で終了。流出を強く否定する中国側がどこまで情報を公開し、どう説明したのか注目が集まっています。
その中国で偽物のワクチンを製造・販売していた密造グループが摘発され、偽ワクチンの一部が海外に輸出された可能性があることが分かりました。
中国の警察当局は、新型コロナウイルスの偽ワクチンを製造・販売したとして80人以上の容疑者を拘束したと発表しました。
密造グループの拠点からは偽ワクチン3000本が押収されたということです。
この事件について中国共産党系のメディア「環球時報」は偽ワクチンが輸出された可能性があると報道。偽ワクチンが海外に輸出された可能性について中国政府は・・・。
中国外務省・汪文斌報道官:「この件については、すでに関係国に連絡してあります。関係国との協力を強化し、このような犯罪の拡散と蔓延(まんえん)を確実に防止します」
中国製の偽ワクチンかどうかは不明ですが、ナイジェリアでは偽ワクチンが流通しているとして当局が警告しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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