中国　きょうから春節“帰省自粛”で異例の連休に(2021年2月12日)

中国では12日から旧正月の春節が始まりましたが、新型コロナウイルスの感染対策で帰省の自粛が呼び掛けられるなど異例の連休となっています。

　北京市民：「春節に合わせて爆竹を鳴らし、悪いウイルスなどを追い払いたい」

　春節を迎えた中国は11日から7連休に入っています。

　例年であれば延べ30億人が移動する春節期間ですが、今年は感染対策として帰省の自粛が呼び掛けられ、4割程度にとどまる見通しです。

　国会にあたる全人代（全国人民代表大会）の開催を来月に控え、北京市当局は帰省先から戻る市民に合計3回のPCR検査を義務付けるなど感染の拡大に神経をとがらせています。
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