“五輪”の空「虹みたい」 宣言下での異例開催へ(2021年7月23日)

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ANN
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 23日午後8時から行われる開会式まで、あと2時間。57年ぶりに東京にオリンピックが戻ってきます。

 午後4時半、開会式に向けて選手を輸送するためのバスが集まってきました。午後5時前からは国立競技場周辺の道路が通行止めとなるなど、史上初の無観客開会式が迫っています。
 
 海外メディア関係者:「皆の幸せの顔を見たいです。パンデミックのことは忘れないといけない。祝って、この現実を忘れたい」

 57年前のあの日、東京の空に鮮やかに描かれた五輪マーク。23日に再び、その光景が見られるかもしれないと、都内の各地で大勢の人が集まって空に目を向けました。

 5色のカラースモークを出しながら通過するブルーインパルス。そして、描き始めた5つの輪。ところが比較的、雲が多く、風の影響からかスモークもかすれ気味。くっきりと見えるまではいきませんでした。

 見に来た人:「感動でしたけど、輪が全部、五輪が見えるかなと思ったら、風のせいで見られなかったのが
残念でしたけど」「まぁ、一瞬でしたけどね。やっぱり高揚感はありましたよね」

 50代:「いざ始まってみると、やっぱり五輪っていいなと思いますので、感染とか気を付けながら成功してほしいなと思います」

 新型コロナウイルス感染拡大の第5波が進行するなか、緊急事態宣言下での異例のオリンピックが始まろうとしています。

 東京都・小池百合子知事:「何としても大会を成功させると。オリンピック史上、初めての延期を経て、きょうを迎えました。スポーツの力をですね、皆さんのエネルギーにもしてほしいし、東京のエネルギーにしていきたいと」

 その東京で23日、新たに確認された感染者は1359人。34日連続で前の週の同じ曜日を上回り、重症の患者も前の日から3人増えて68人となるなど、感染拡大が続いています。

 また、オリンピックに参加する選手3人を含む大会関係者ら19人が感染したことも新たに分かりました。開会式をはじめ、ほとんどの競技が無観客開催となる今大会ですが、人の流れを抑えることの難しさが露呈する形となりました。

 オリンピック開会式当日、オリンピックスタジアム前には午前中から多くの人が詰め掛けています。皆さん、モニュメントの横で記念撮影をしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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