金正恩氏の「愛の不死薬」でコロナ治療か 核・ミサイル実験も懸念される北朝鮮で何が(2022年5月22日)

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アメリカのバイデン大統領が22日、就任後初めて日本に到着しました。
このタイミングで北朝鮮がミサイル発射や核実験に踏み切る可能性はあるのか。その内情を探りました。

▽米軍「コブラボール」ミサイル発射を監視か
22日午後4時、沖縄県の嘉手納基地に着陸したのはアメリカ軍の偵察機「コブラボール」。
航空機の位置情報を公開する「フライトレーダー24」によると・・・
22日午前5時ごろ、嘉手納基地を離陸。それからおよそ1時間半後には日本海上空へ。その後、旋回を繰り返し、飛行時間はおよそ11時間、北朝鮮による弾道ミサイル発射を警戒していたものとみられます。

さらに、横浜港に停泊していた弾道ミサイル追跡艦「ハワード・O・ローレンツェン」も・・・
船舶位置情報の追跡サイトによると、21日午前9時すぎに横浜港を出港。ミサイルを監視しているとみられます。
「ICBMは燃料注入を終え、発射が迫っている」とされ、「核実験の準備もほぼ完了」しているとみられています。

バイデン氏が来日しているこのタイミングで北朝鮮のミサイル発射、核実験はあるのでしょうか?

▽金正恩氏“元教育担当”の死に・・・
朝鮮中央テレビが21日に伝えたのは、国防省の顧問を務めていた玄哲海(ヒョン・チョルヘ)元帥の国葬です。金正恩総書記は悲痛な表情を浮かべていました。軍の重鎮で金正日氏を補佐していたという玄氏は、若き金正恩氏の「後継者教育も担当」したといいます。金総書記以外の参列者はみんなマスクをしていました。

▽「愛の不死薬」でコロナ治療
22日、新たに確認された発熱者数は18万人あまり。先月末からの合計はおよそ264万人で、国民の実に10人に1人が発熱したことになります。
朝鮮中央テレビは自宅に薬が届き、歓喜する住民の姿を放送しました。
朝鮮労働党の機関紙は“金総書記の自宅の常備薬”が住民に届けられたとし、金総書記の「愛の不死薬」だと伝えています。
国営メディアでは連日、燻したヨモギなどの民間療法の効果を伝えています。

▽「医師も発熱」発表上回る死者も?
これまでに発表された死者の合計は67人で致死率は0.003%。しかし、この公式発表をはるかに上回る死者が出ているとの情報もあります。
中国・丹東の対岸に広がる北朝鮮の国境の街、新義州(シニジュ)。市内にある病院の関係者の話を聞いたという脱北者はこう証言します。
(病院関係者の話を聞いた脱北者)「5月に入って2週間で400人くらいが死亡したと言っていました」
Q. 医師や看護師から聞いたのですか?
「はい。人民病院には医師や看護師が300人くらいいますが、半数以上が発熱したそうです」
国境の町の1つの病院だけで公式発表を上回る400人以上が死亡したといいます。
(病院関係者の話を聞いた脱北者)「軍の部隊が解熱剤(などの薬品)を支援しましたが、一般庶民には行き渡らず、幹部でさえ足りないほどだそうです」

▽「飢えて死にそう」都市封鎖の実態
(ジャーナリスト 石丸次郎氏)「私たちがこういう質問をして、それに対して向こう側が答える」
SNSを通じて北朝鮮国内の複数の住民を取材しているアジアプレスの石丸次郎氏。
19日に話を聞いた北部の両江道に住む30代の女性は“都市封鎖”による深刻な事態を明かしています。
(両江道の30代女性)「今ここは大騒ぎです。いつ封鎖が解けるか分かりません。食べ物がなくて隣の家からコメを貸してと頼まれたり、電化製品と換えようと頼んだり、みんな飢えて死にそうです」
Q. それで死んだ人もいますか?コロナですか?それとも飢えて死んだのですか?
「きょう私の町内で若い人2人が死んだそうです。私は見ていません。外に出られないので」

(ジャーナリスト 石丸次郎氏)「コロナの判定をする検査ができていないために、熱が出た人を大雑把に網をかけて(自宅に)隔離するという非常に乱暴なやり方をしていますね。まず真っ先に皆さん心配したのが食べる問題だったんですね。外出禁止になった時にいったいどうやって食べていくんだと。医薬品も売っていない、どうするんだと」

▽“公表せざるを得ない”感染爆発か
コロナの世界的流行から2年半、これまで北朝鮮は「1人の感染者もいない」としてきましたが・・・
アジアプレスが入手した秘密文書には、コロナの流入を認める2年前の金総書記の発言が記されています。
金正恩総書記(2020年7月25日)
「わが国に新型コロナが入ってくるのをとうとう防げず、感染が既成事実化したとみるべき危険な事態に直面した」
これまでとは違い、公表せざるを得ないほどの感染爆発が起きていると石丸氏は見ています。
(ジャーナリスト 石丸次郎氏)「とてもじゃないけど自力では抑え込めない。これは国民たちにちゃんと周知させて自己防衛する。それと同時にやはり中国に支援を求めるということに政策転換せざるを得なかったと、それ以外に方法がなかったんだと思います」

「建国以来の大動乱」に見舞われている北朝鮮。そんな中で、ミサイル発射や核実験を行う可能性はあるのでしょうか?
(ジャーナリスト 石丸次郎氏)
「国内あちこち封鎖されてロックダウンして人命が失われていっている時期ですから、ここでそのような実験をすることで金正恩政権に対する信頼と評価がガタ落ちになる可能性もありますから、国内の情勢は当然気にしながら、様子見をしながら判断するのではないかと思います」

5月22日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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