諫早湾干拓事業 開門を命じた判決「無効」 最高裁(2023年3月3日)

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 長崎県の諫早湾干拓事業を巡り、最高裁が排水門の開門を訴えた漁業者側の上告を退ける決定をして国に開門を命じた判決を事実上、「無効」とする判断が確定しました。

 諫早湾の干拓事業では1997年に国が堤防を閉め切った後、漁業者側や農業者側が起こした別々の裁判で開門を命じる判決と開門を禁止する判決が、それぞれ確定する「ねじれ状態」になっていました。

 その後、国が開門を命じる確定判決の「無効化」を求める裁判を起こして去年、福岡高裁は国の主張を認める判決を言い渡しました。

 漁業者側は上告していましたが、最高裁は今月1日付で上告を退ける決定をしました。

 今回の最高裁の決定で開門を命じた確定判決は事実上、無効化され、ねじれ状態が解消されることになります。

 野村哲郎農林水産大臣:「いや、良かった。一言です。これを契機にして、お互いに話し合いを賛成派、反対派、両方とも話し合いを進めて豊かな海を取り戻していただきたい。それだけです、願いは」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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