13日、民進党代表代行の蓮舫議員は、
台湾籍が残っていたことを明らかにした。
「混乱を招いたことをおわびしたい」と陳謝。
先日の会見では、内容がハッキリとしない言い方であったが、
野党である民進党党首を目指す政治家として、
国民に対し、誠実な対応とは言えない言動であった。
「違法性はない」と重ねて強調した。
違法か合法かの問題も大きいが、
対応が後手に回った失点も大きい。
先日は、
「当時、東京の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)で父が手続きした」
と説明した。
蓮舫氏の背景
蓮舫氏:東京都出身
父:台湾人
母:日本人
蓮舫氏は、当時17歳だった1985年1月に日本国籍を取得。
前述の父により、台湾籍の放棄を宣言したとしていた。
9月3日
「台湾籍を抜いている」と述べた
9月6日
改めて放棄の書類を提出
9月12日
台湾当局から「台湾籍が残っていた」と連絡
9月13日
「私の記憶の不確かな部分でご迷惑をおかけした」と不手際を認めた
ただ、蓮舫氏は、以前雑誌の取材などにおいて、
「台湾人として
文藝春秋の女性誌「CREA」(97年2月号)では、
「自分の国籍は台湾なんですが・・・」と語っている。
さらに、
朝日新聞が1992年6月25日夕刊に、
「自分の中にアジアを感じる ゆくゆくは報道を」という記事を掲載。
蓮舫氏へのインタビューにて、
《父が台湾人、母が日本人。十九歳のとき、兄弟の就職もあって日本に帰化した。
東京で生まれ育った身にとって暮らしに変化はなかったけれど、
『赤いパスポートになるのがいやで、寂しかった』》
《父や祖母を通して触れた台湾、アジア。
自分の中のアイデンティティーは『日本』とは違うと感じる》
と、答えていた。
現在の蓮舫氏が語っている
「私は生まれながらの日本人」
「17歳のときに父とともに手続きを行い、日本国籍を選択した」
「生まれ育った日本に誇りを持っているし、愛している。」
の言葉が、苦しい言い訳として、むなしく聞こえるのは私だけだろうか?
蓮舫氏の二転三転とした発言は、15日の同党代表選で勝利しても
はなはだしこりが残る形になるだろう。
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