都議会の公明党会派、都議会公明によると、
豊洲新市場の水産卸売場棟で、
シアンが検出されたという。
都議会公明によると、9月14日の視察の際に、
水産卸売場棟で採取した水から、
環境基準とほぼ同じ程度のシアンが
検出されたという。
シアンは、濃度が高い場合、呼吸障害、
頭痛、めまいが起きるという。
東京都の調査では、シアンは
検出されていないことから、
都議会公明では、
都に再検査を申し入れるという。
yahooニュースさんから引用
と、報道されておりますが、
一般的には、シアン単体で
検出される事は
ほとんどありません。
さて
では何が検出されたのかというと
「シアン化合物」だと思います。
シアン化合物って何?
シアン化している
相手の素材で
かなりの違いがありますね。
以下が代表的な
シアン化合物です。
- フェロシアン化カリ(そこそこ毒)
- 青酸ガス(ものすごい毒・アーモンド臭)
- シアン化カリウム(青酸カリ・死んじゃう位毒)
- アセトニトリル(結構毒)
- アクリロニトリル(すごい毒・アクリルの原料)
- タバコの煙(まぁ毒かな)
と、毒性も様々。
青梅はそのまま食べたらダメ!
といわれていますが、
青梅にもシアン化合物が含まれています。
豆類の中にも、シアン化合物を
含有するものがあります。
そして、その豆はあんことして
食用にも使われています。
と、上記説明の通り、
シアン化合物にも色々あるって事です。
だからと言って、
今回、豊洲で検出された
シアン化合物が低毒性の
ものであるかは、
わかりません。
続報を待つのも必要ですが、
ちゃんとした情報の取捨選択を、
してもらいたいと思います。
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