こにゃにゃちは!
最近何かと話題になる
「高齢ドライバー」を
語って見たいと思います。
高齢ドライバーとは?
簡単に言うと、75歳以上の
運転免許証を持ち、運転されている方。
現在の法律では
3年ごとの更新時に受ける記憶力や
判断力などの認知機能検査で
認知症の恐れがあると判定された場合
医師による診察を受けることを義務化。
診察の結果、認知症と診断されたときは
免許の取り消しか停止となる。
更新前でも、逆走など
一定の交通違反を犯した場合は
臨時検査が課せられることになっています。
高齢ドライバー:事故事例1
乗用車はSA内の駐車場を出て、本線へ接続するランプウェイへ向かっていたが、暴走して路外に逸脱。ガードレールに衝突した。
クルマは中破して炎上。乗っていた60-70歳代の男女4人は延焼前に自力で車外へ脱出したが、全員が骨折などの重傷を負い、近くの病院へ収容されている。
警察では運転操作を誤ったものとみて、運転していた70歳代の女性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。
これは、慢心が生んだ事故なのかもしれませんね。
通常「運転業務」に関しては
運転経験が長くなるにつれ
運転技術は向上するものである。
これは、運転されている方なら
お分かりかと思う。
ただ、ここに落とし穴があり
老齢と供に、認識能力が著しく低下するのである。
一番わかりやすいものが、視力の低下である。
やっかいなのは、目が悪くなるのは
認識しにくいのである。
ある日突然視力が落ちるのではなく
徐々に目が悪くなり
視力検査をすると
すごく視力が落ちているという事が多い。
これは、視力だけではなく、
記憶力、運動神経、動体視力
全て老齢と供に衰えてくるのだ。
高齢ドライバー:事故事例2
○○さんの乗用車が同居の孫○○ちゃん(1)をひいた。○○ちゃんは頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。○○さんにケガはなかった。
○○署によると、○○さんが自宅敷地内で、車を後退させた際、○○ちゃんに気付かずひいたという。家族が119番した。○○さんは「バックする際にひいてしまった」と説明しており、同署が詳しい状況を調べている。
なんとも、痛ましい事故ですね。
こちらの事故も
車の周りに誰もいない「だろう」
という運転である。
もし、仮にこの運転手が
若者であったと仮定すると
◆「子供が周りで遊んでいること」を
シッカリと認識していたのではないか?
◆「子供の声」が聞こえたのではないだろうか?
◆「一度降りて」確認したのではないだろうか?
◆「ぶつかった際の衝撃」を感じたのではないだろうか?
上記の全部が当てはまると言う事ではなく
体が元気であれば、車を一度降りることに
躊躇しないのではないか?
感覚が衰えてなければ
様々な予兆が出来るのではないか?
という、あくまで推測である。
高齢ドライバー問題:考察
今後の課題としては
「高齢者が不自由なく暮らせる地域」を
作ることが優先なのではないでしょうか?
ぶっちゃけ、現在は若者に対して厳しく
老齢者に対して優しい社会といいますが、
お年寄りに金をかけるのではなく
サービスの無償化を
すればいいのではないのか?
なんて思ったりもする。
交通費としてお金を与えるのではなく、
無償バスなどの充実を計る。
これは、様々な自治体で
免許返納と供に、
既に提供されている地域もあります。
高齢ドライバー問題:まとめ
現在の社会は
昔の拡大家族ではなく
核家族化が進んでいる。
地域の改善も勿論必要かと思いますが
今一度、ご実家のお父さんお母さんの
現状を確かめてあげてください。
あなたにも出来ることがあります。
免許を返納するのか?しないのか?
親御さんと話をしてみるタイミングは
今なのではないでしょうか?
それでは、最後までお読みいただき
毎度、ありがとうございます!
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