漫画村などの
漫画やアニメのコンテンツを提供する
海賊版サイトの閲覧を規制するそうです。
具体的には
漫画村
(漫画タウン:http://manga-town.net)
anitube
魚拓:https://anitube.se/
Miomio
サイトURL:http://www.miomio.tv/
上記3サイトになります!
こにゃにゃちは!
今日は、漫画やアニメなどのいわゆる「海賊版サイト」への取締をするそうです。私も、ブロガーとしてこの手のサイトは「どうなんだろうな」と思っていました。
大きな流れとしては、個々のサイトを閉鎖に追い込むのではなく、プロバイダー毎(ネット接続環境:例えばOCNなど)にアクセスできなくする措置を取るそうです。
先日、ジャニーズの写真を私達の様なネットニュース媒体でも使用することができるようになったというニュースがあったばかりですが、著作権って難しいですよね。
それでは、早速報道内容を確認していきましょう!
報道内容
NTT 海賊版サイトの閲覧を規制へ
漫画やアニメなどをインターネットに無断で公開する海賊版サイトの被害が拡大しているとして、NTTのグループは、3つのサイトを閲覧できないようにする措置を取る方針を決めました。
漫画などの海賊版サイトをめぐって政府は今月、緊急対策をまとめ「漫画村」、「Anitube」「Miomio」の3つのサイトについて、サイトを閲覧できないようにする「ブロッキング」の措置を民間の事業者が自主的に行うのが適当だとしています。
これを受けてNTTは、インターネットに接続する事業を手がけるグループの3社が準備が整いしだいこの3つのサイトを対象にブロッキングの措置を取ることを決めたと発表しました。
大手の接続業者がブロッキングの措置に踏み切るのは初めてです。
<中略>
ブロッキングの対象
NTTのグループで今回のブロッキングの措置の対象となるのは、スマートフォンによる接続のほか、家庭向けなどの固定回線を使った3つのサービスです。
携帯電話回線では、NTTドコモと契約しているほぼすべてのユーザーが対象です。ドコモの回線を借り受けている格安スマホ事業者のユーザーは対象になりません。
固定回線のサービスでは、760万人のユーザーがいる「OCN」、260万人の「ぷらら」、それに「ドコモnet」のユーザーが対象となります。
3サイトは閲覧できず
NTTのグループが、閲覧できないようにする方針を表明した3つの海賊版サイトは、23日の時点で、すでにサイトそのものに接続できなくなっているか、コンテンツが閲覧できない状態になっています。
このうち、5万点以上の漫画や雑誌が無断で掲載され、去年秋ごろから、多くのアクセスを集め、被害額が3000億円以上と試算されていた「漫画村」は、今月中旬から接続が不安定な状態となり、先週には、サイトそのものに接続できなくなりました。
出典:NHK NEWS WEB
まぁ、著作権者がいるわけで、違法にアップロードをされてしまうと正しい商品価値は無くなってしまいます。
現在のネット事情では、漫画やアニメにとどまらず、映画やTV番組・音楽と様々な著作物が違法に公開されているのが多く散見され、この状況自体がかなりおかしい状態訳なんですよね。
そして、よく疑問に挙げられる内容としては、アップロード者はもちろん違法で罰則があるのは当然ですが、閲覧者にも罰則はあるのでしょうか?という内容に触れて見たいと思います。
違法アップロード罰則
具体的に、著作物を
違法にアップロードをすると
どのような罪に問われるのでしょうか?
違法と知りながらアップロードした場合は、著作権侵害(無断複製)となり、
著作権法119条1項により、10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金又はこれの併科
が課せられる事になります。
かなり重い罪に問われることになります。数ある違法アップロードのサイトは、単純にアクセス数をふやして、アフィリエイトの報酬を得たいという理由で運営しているかと思いますが、それには見合わない内容の刑事罰となっています。
なので、現在運営している方、これから運営しようと思っている方も絶対にやめてくださね。
閲覧者(ダウンロード・閲覧)の罰則
さて、みなさんが気になっているのはこちらの方だと思いますw
現状は、違法にアップロードをしていると知りながらダウンロードをすると違法になります。ただし、罰則規定などはまだありませんので、即逮捕とはならないとは思いますが、明日はわかりません。現在は「親告罪」と言って、著作権所有者が訴えを起こした場合、損害賠償を請求される可能性があるということです。刑事罰はありません。ないからと言って良い訳ではないですからね。
損害賠償請求をされてから「罰則がないから良いかと思って・・・」なんて言い訳を、こわーい裁判官などが聞いてくれるはずはないですからね。
しかし、音楽などでは過去、違法アップロードされた著作物をダウンロードして刑事罰が課せられた事例が数件あります。
そして、その刑事罰の内容は
「2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方」
となっており、これが漫画などにも適用されるのは時間の問題なのではないかと言われています。
そして、著作物を電子化する行為は、「原本(漫画本やCDやDVD)」を持っている人が、個人的にバックアップをする為、などであれば問題はない。
これをもうちょっと意訳して、「原本を持っているものであればダウンロードしても大丈夫」と解釈している人も多いかと思いますが、そのダウンロードするものと、あなたが所有しているものが「完全一致」しているかという問題がありますので、今後はかかわらない方が自分の身を守る為には必要なのではないでしょうか?
海賊版・違法アップロードまとめ
今回のトピックスは一言で言うと「だめ、絶対」という内容でした。
あなたも、一生懸命に書いた文章や絵がいとも簡単に流用されて、さも自分が作ったかのように振る舞われたら、いい気分はしないでしょう。
この違法アップロードの著作物は、日本のサイトだけではなく、海外のサイトにたくさんあるみたいですが、アップロードはもちろんの事、閲覧・ダウンロードもしないようにしましょう。
漫画家さんたちは、漫画を書いて出版されることにより、正当な報酬が支払われ、またそれを糧に新しい漫画を描いています。そして、またその漫画を私達が楽しみに待っていることを知っているます。
ルールに則った健全なルートが、新たな創造を生み出していることは間違いありません!
それでは、最後までお読みいただき
毎度ありがとうございます!!
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