ベネズエラの独裁者を追い詰めるアメリカと民主化勢力、人道支援を断る暴虐な独裁政権、そんな視点の報道があふれ、どこかで見たような物語が繰り返されています。
が、ほんとうでしょうか。
日本でも数少ない元共同通信のラテンアメリカ専門記者伊高浩昭さんに聞きます。
ほんとうに人道的危機は生じているのか?人道支援ならまず赤十字や国際援助機関を通じた援助があるはずなのに、なぜ国境を開かせて米軍が軍隊を使って運び込もうとするのだろうか。なにより、曲がりなりにも選挙によって成立してる政権が腐敗している、経済運営に失敗したと他国が認定し、内政に干渉して転覆することは許されるのだろうか。
既に公開した「山田厚史の闇と死角~ベネズエラに迫る危機」と合わせて、西欧発のメディアからはこぼれ落ちたベネズエラの現状をお伝えします。2019年2月27日収録
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