【銀行の罠 vol.3】魔法がとけたかぼちゃの馬車 中堅サラリーマンに返済不可能な融資を銀行が押付けた話20190305

スポンサーリンク
デモクラシー
スポンサーリンク

銀行の貸し手責任を問う会の全面的な協力で実現した、デモクラシータイムス取材企画 第3弾。
今回のテーマは、昨年メディアで大きく取り上げられた「かぼちゃの馬車」。被害者弁護団の団長を引き受けた河合弘之弁護士は、日本を支えるまじめな中堅サラリーマン層を白アリのように食い散らかすやり口に怒り心頭。特にスルガ銀行は許せない、と舌鋒は鋭い。
地方から上京する女性にシェアハウスを提供しその人生を応援しながら、オーナーも安定した副収入を得られる・・そんな魔法をかけられて、年収600万から800万の中堅サラリーマンが一生かかっても返せない億単位の借金を背負う羽目に陥りました。もともと詐欺的商法だったのに、それに箔をつけ信用させたのはスルガ銀行。地方銀行の果敢な融資と宣伝され、しかし、実態は融資条件をクリアするために銀行自身が顧客の預金残高を二桁三桁水増しし源泉徴収票を改ざんして、本来あり得ない融資をし、その結果、顧客は二束三文の土地と建物のオーナーとなり、到底返せない借金を背負うことになりました。
これを、借り手の自己責任というのでしょうか。
金融取引法は、銀行のような登録金融機関に、顧客の財産や収入、借入の目的、金融取引の経験等に即して、適正な商品を案内し勧めるべきだという原則を定めています。銀行が自分の商売のために、自由意思で契約した、自己責任だといって顧客を食い物にすることは許されていません。銀行ってなんだ、それが問われています。
このシリーズは、被害者の方の実体験を通じて、公的存在であるはずの銀行の歪み、銀行を通じて預金者消費者に転嫁される金融政策の問題点を議論し、法改正と司法の改革の必要を明らかにします。
出演は、河合弘之弁護士、山田厚史、山岡淳一郎。

コメント

タイトルとURLをコピーしました