金子節は、コロナに負けない。実質賃金の低下する珍しい国、日本は、バブル崩壊の危険な兆候を見ないふりをして過ごしてきた。コロナに責任をなすり付けようとしているが、国家規模のねずみ講を続けてきたアベノミクスの失敗をきちんと総括しなければ、未来はない。アベノミクスの嘘を総括せずに崖っぷちに追い込んできた勢力が、新しい日本を語ることはできない、未来のビジョンの前提は、産業の転換によって稼げる産業を育て、働く人にきちんとした給料が払われること。非正規を推奨し人間以下の待遇の外国人労働者に頼り生活の基盤の崩壊を放置して安い労働力と為替政策での円安維持で輸出を守っても、そこには未来はない、という話。
聞き手は山田厚史
収録は2020年4月3日
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