防衛ジャーナリスト半田滋が迫る日本の防衛政策。
今回は、イージスアショア配備撤回を口実にした政府自民党のトンチキな焼け太り大作戦。国会での論戦のないままに、12月には、閣議決定で防衛計画に組み込まれそうです。
騙されてはいけない。「市街地へのブースター落下回避ができない。回避策に12年の時間と膨大な費用が掛かる」というのは、イージスアショア配備撤回の真の理由だったのかという問題はさておき、陸上イージス配備は撤回した→ミサイル防衛にほかの方法が必要→迎撃して抑止では無理だから敵の基地を攻撃できるようにしないといけない・・と「敵基地攻撃能力保有」に結び付けたトンチキのみならず、今度はやめたはずのイージスを洋上に配備する3案を検討するトンチキ。え!イージスアショア配備停止=敵基地攻撃能力保有+洋上イージスですか?何をやりたいのか、さっぱりわからない。配備中止に巨額な支払いが必要なアメリカとの密約でもあるのか???海上イージスには弱点があるから是非とも陸上にとあれだけごり押ししておいて、今度は洋上に是非ともというご都合主義。
学術会議問題の陰で進められようとしてる「専守防衛」のあからさまな放棄に気づかないと私ら国民はひどい目にあいます。
収録は、2020年10月7日
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