日本でも、ついにワクチンの接種が始まりました。この後の一般への接種に向けて意外な場所が大忙しとなっています。
“日常”への第一歩となるのでしょうか。
国内で初めてとなる先行接種。東京・目黒区の東京医療センターでは、医療スタッフ12人が接種しました。
“接種第一号”となった病院長は期待を寄せています。
“接種第一号”新木一弘病院長:「全然、痛くなかったので、すごくホッとした。多くの方が感染を防御して安心して医療が提供できるようになると期待している」
接種した人に配られたのは体温計と定規です。しばらく腫れの大きさなどを経過を記録します。厚生労働省は副反応などの情報を定期的に公表していくとしています。
国立病院など約100の医療機関で始まった先行接種。続々と各病院に運ばれています。
17日に都内で確認された感染者は378人です。6日連続で400人を下回っています。
切り札ともいえるワクチン。人々は様々な不安を抱えています。
神奈川県海老名市のコールセンターは、一日60件ほどの対応に追われています。
17日、こんなケースがありました。海老名市民からの相談です。掛かり付け医が神奈川県川崎市にいて、接種を川崎で受けたいとのことです。
皆さん、手探りの状況が続きます。基礎疾患や副反応についての問い合わせも多いそうです。
基礎疾患については掛かり付け医に相談することが大切だといいます。
副反応について専門家は、リスクは低いとしています。
東京大学医科学研究所・石井健教授:「接種した場所の痛み、腫れ、悪寒だとか風邪の症状のようなものがあります。よっぽど、何日も熱が出たり、痛みや腫れが収まらないということでない限りはよく効いている証拠。海外での接種後の状況も我々の想定超えるようなリスクが生まれたというのは聞いていません」
最も多い問い合わせは・・・。
相談員:「接種までの流れと接種の方法と予約はどうやって取るのかとか」
スケジュールに関しては、この後4月から高齢者を予定。その後、基礎疾患などを持つ人、それ以外の人など順次、接種予定です。
来年2月末までに全員としていますが、詳細はまだ分かっていません。
接種の流れはどうなるのでしょうか。海老名市では17日にシミュレーションを行いました。
海老名市の場合、市が接種券を郵送。それをもとに電話かインターネットで予約します。
海老名市では3つの会場に行き、接種を受けることを想定しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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