アメリカでは接種が1回だけで済み、冷凍保存の必要がない新たなワクチンについて、安全性や有効性が確認されました。
アメリカで緊急使用の承認が求められている、ファイザー、モデルナに続く「第3のワクチン」。
医療情報サイト「ウェブMD」の最高医務責任者、ジョン・ワイト氏:「承認を待つ、このジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチンは『接種が1回で済む』。また『超低温での保存の必要もない』。つまり我々にとって大いに助かるということだ」
FDA(食品医薬品局)は、新たにアメリカ大手製薬会社「ジョンソン・エンド・ジョンソン」が開発した、新型コロナウイルスのワクチンについて「緊急使用の承認を受ける基準を満たす」と発表。
26日に開かれる専門家による委員会で、承認が勧告されれば、FDAが数日で正式に承認するとみられています。
日本感染症学会の西順一郎教授によりますと、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンは、健康に被害が及ばないよう、手を加えたアデノウイルスに新型コロナの遺伝子を組み込んで打つというものだといいます。
イギリスメディアによりますと、ジョンソン・エンド・ジョンソンは今年中に10億回分を生産する方針で、アメリカは1億回分、イギリスは3000万回分を注文しているといいます。
また日本では、現在、日本政府と販売承認申請や供給契約などを調整中で、すでに去年9月から第1相臨床試験を開始しているといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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