【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】震災後10年 復興と脱原発 南相馬発

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福島県南相馬市は東日本大震災で甚大な津波被害を受けた。市民が行方不明者を捜索中に福島原発が爆発。多くの人が、波にさらわれた肉親を捜すのを断腸の思いで諦め、逃げた。市の人口は一時7万人から1万人に減り、市域は原発20キロ圏、30キロ圏で分断される。まちは破壊された。
あれから10年、市の現住人口は5万4000人、生活圏の空間線量は除染で東京や大阪の市街と変わらないほど下がった。農作物や水産物は厳しいモニタリング検査によって安全性が確認されている。にもかかわらず、まちの再生は至難の業だ。そこに原発という存在の罪深さがある。廃炉も進んでいないのに脱炭素化に便乗し、狂った原発推進風も吹き始めた。
まだ10年しか経っていない。こんなに早く、記憶を風化させていいものか。
「山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち」今回は、原発20キロ圏内の南相馬市小高区に赴き、前市長の桜井勝延さん、老舗の双葉屋旅館の四代目女将・小林友子さんらと復興と原発について語り合う。相双漁協鹿島支所代表・松野豊喜さんには4月からの「本格操業」に向けた思いを聞いた。震災後に誘致されたロボットテストフィールドを訪ね、いまなお帰還困難区域が大部分の浪江町、請戸漁港に足を運ぶ。寒風にさらされて遠望した福一は何を語りかけてくるのか……。

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