東日本大震災から11日で10年です。被災地では追悼式典の準備や復興に向けたイベントなどが行われています。
宮城県東松島市では、11日の追悼イベントで披露されるサンドアート作りが大詰めを迎えています。
制作しているのは、世界的なサンドアート作家の保坂俊彦さんです。
サンドアート作家・保坂俊彦さん:「この場所は特別な場所ですし、遺族の方もたくさん訪れているので、少しでも心の癒やしになれば」
福島県双葉町では、震災と原発事故から10年を迎えるにあたり、地元の人たちが、これまで支援してくれた人に感謝の気持ちを伝える展示会が開かれています。
会場に展示されたメッセージには、避難先で親切な対応を受けた時のエピソードや、双葉町の未来への希望や願いなどがつづられています。
双葉町復興支援員・木幡友紀恵さん:「10年という道のりを理解頂いて、今後の双葉町がどうなっていくか、どうしていくかを一緒に考えていきたい」
岩手県釜石市では地元の高校生らがオンラインを活用して、当時の状況を知ってもらうための交流イベントを開きました。
9日は北海道の高校とオンラインでつなぎ、復興の状況や防災への取り組みについての発表を行うなど交流を深めました。
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