連日、治安部隊による発砲が続くミャンマーで新たに38人のデモ参加者が死亡しました。こうしたなか、国軍側は令状なしで逮捕などが可能になる戒厳令を一部の地域に発令しました。
地元メディアによりますと、14日、最大都市ヤンゴンでは治安部隊によるデモ隊への銃撃で少なくとも19人が死亡したということです。
このほか、中部バゴーや北部のカチン州でもそれぞれ死者が確認されていて、ロイター通信によりますと、ミャンマー全土での犠牲者は38人に上りました。
一方、国軍側は国営テレビを通じてデモ隊がヤンゴン市内の工場や警察署に火を付けるなどした結果、警察官1人が死亡し、3人がけがをしたと発表しました。
さらに、ヤンゴン市内の2つの地区に対して令状なしでの逮捕や捜索などが可能になる戒厳令を発令し、さらに取り締まりを強化する姿勢を見せています。
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