盗まれたはずの幻の映画ポスターが郵送で映画館に戻ってきました。果たして、その送り主は一体、誰なのでしょうか。
戻ってきたポスター。パッと見、坂本龍一さんもデヴィッド・ボウイさんも汚れなどはありません。
映画「戦場のメリークリスマス」のポスターは15日に都内の映画館で展示中に盗まれました。それが18日、郵送で映画館に戻されたといいます。日本に1枚しかない貴重なポスターなだけに関係者は大喜びかと思いきや・・・。
配給会社アンプラグド・池田祐里枝さん:「雑な扱いに腹が立った。折られて返ってきたので。せっかく平らにしていたものがまた、折り目が目立つようになって返ってきた」
盗まれたポスターは返却された際、縦に1回、そして横に3回、折り畳まれていたということです。
折り目は盗まれる前からありましたが、なだらかに整えられていました。しかし、犯人が折り畳んで段ボールに挟むように梱包したことで段差ができたといいます。
ポスターはむき出しの状態。一方、添えられた手紙は折らずにクリアファイルに入れられていました。「お返しします」などと書かれていたといいますが、盗まれた側は納得できません。
配給会社アンプラグド・池田祐里枝さん:「なぜそんなことをしたのか。どういう気持ちで何のために盗んだのかなというのが非常に疑問です。最終的にはどうか捕まってほしいなとは思っています」
とはいえ、このポスターは来月16日に公開される4K修復版映画の記念展示の目玉だっただけに安堵(あんど)の表情も。
警視庁は窃盗事件として引き続き捜査しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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