イスラエルの最新の研究でファイザー製の新型コロナワクチンは南アフリカ型のウイルスに対し、効果が落ちる可能性があることが分かりました。
テルアビブ大学などが10日に発表した研究は、ファイザー製ワクチンを2回接種した後に、新型コロナウイルスに感染した150人を対象としています。
この150人から南アフリカ型を検出した割合は5.4%で、ワクチンを接種していない人の場合の0.7%に比べて、約8倍となりました。
このことからワクチンが従来型の感染を抑制できたものの、南アフリカ型に対しては効果が落ちる可能性があるとしています。
研究者の1人は、「南アフリカ型がワクチンの効果をある程度突破してしまっている」と話しています。
一方、イギリス型を検出した割合では大きな差はなかったということです。
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