クーデター後に訴追され、拘束が続くミャンマーのアウン・サン・スーチー氏が今月下旬に開かれる裁判の審理に初めて直接、出廷する予定だと弁護士が明らかにしました。
スー・チー氏はクーデターが起きた2月に国軍側に拘束され、新型コロナウイルス対策を怠った自然災害管理法違反など、これまでに6件で訴追されています。
今月10日、首都ネピドーで開かれたビデオ形式の審理後、担当弁護士は24日の審理にスー・チー氏が直接、出廷する予定だと明らかにしました。
スー・チー氏はクーデター以降、約100日間にわたって拘束が続いていて、これまでの審理はすべてビデオ形式で行われてきましたが、直接の出廷が実現すれば初めてとなります。
ただ、審理はこれまでと同じく非公開で行われる見込みです。
また、弁護士はスー・チー氏の拘束後、対面しての打ち合わせが一度もできていないとして引き続き当局に直接の面会ができるよう求めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
コメント