東京1010人感染 ワクチン接種を巡る“混乱”も(2021年5月13日)

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ANN
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新型コロナウイルスについて13日、東京では新たに1010人の陽性確認がありました。一刻も早いワクチン接種が望まれるなかで予約などを巡っては混乱も起きています。そんななか、茨城県城里町の42歳の町長が医療従事者向けとされた新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けていたことが分かりました。

 これもワクチン接種を巡る“混乱”の一つなのでしょうか。城里町で31日の65歳以上の高齢者へのワクチン接種に先立ち、ワクチンを接種していたのは42歳の上遠野修町長。医療従事者として接種したといいます。

 上遠野町長は13日、急きょ記者会見を開きました。上遠野町長は先月26日と28日に町内の医療従事者と一緒に町の職員らと合わせて29人でワクチン接種を受けたといいます。

 一方、今月13日に東京都で確認された新規感染者は1010人。4日ぶりに1000人を上回りました。

 「早くワクチンを接種したい」と多くの人が思うなか、東京・新宿区では区役所と出張所で13日から75歳以上のワクチン接種の「仮予約」が対面で行えるようになりました。

 この仮予約は13日と14日、20日、21日の4回です。ただし仮予約の場合、対象者が日時や会場を選択することはできず、新宿区の方で接種日や会場を割り当てます。

 少しずつワクチン接種の体制は進んでいるようです。13日、ワクチン接種を担当する河野大臣は経団連に企業内でワクチンを接種する際、従業員だけでなく近隣の高齢者も含めるよう求めました。

 一方で、ワクチンを接種する医療従事者不足は解消されていないようです。東京・目黒区でクリニックを開く北村直人医師は目黒区の医師会から集団接種を手伝ってほしいと何度も頼まれているといいます。北村医師は自分のクリニックが休診の日は他の病院に行っていて、また、その仕事が終わってからもPCR検査を受けた患者への説明などを行っているといいます。1人でクリニックを切り盛りしている開業医は集団接種に参加するのは非常に難しい状況だというのです。

 こうした状況に新型コロナウイルスのワクチン接種を行う医師の求人サイトが注目を浴びています。会員の医師の空いている日時を細かく把握することで自治体などと医師をマッチングできるというのです。

 そんななか、17日からはいよいよ東京、大阪の大規模接種会場でのワクチン接種の予約が始まります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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