電機大手の東芝は株主との対話を強化するため、社外取締役だけで構成する新たな組織を設置すると発表しました。
東芝の今年3月までの1年間の決算は純利益1139億円となりました。
構造改革などの効果で2年ぶりに黒字に転換しました。
合わせて社外取締役のみで構成する「戦略委員会」を新たに設けると明らかにしました。
株主などからの意見を聴取したり、買収提案を含めた事業・財務戦略を検討します。
また、「執行役とは独立した立場で経営方針を検証する」と説明しています。
さらに株主への追加の還元として配当金に1500億円を上乗せする方針も発表しました。
東芝は外資系ファンドなど、いわゆる「もの言う株主」と対立していた車谷暢昭社長が4月に突如、辞任し、新経営体制での株主との信頼構築が課題になっていました。
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