WHO(世界保健機関)が中国・武漢で行った新型コロナウイルスの起源を巡る調査について、欧米の著名科学者らが連名でさらなる調査が必要だとする意見書を発表しました。
イギリスやアメリカなどの研究者18人が14日、科学誌「サイエンス」に意見書を掲載しました。
中国とWHOが行った調査の報告書では、武漢の研究所からウイルスが漏洩(ろうえい)した可能性は「非常に少ない」とされているものの、説明が足りないとしています。
一方で、自然界から動物を介して感染した可能性について、証拠が曖昧(あいまい)なまま「そうみられる、または非常にそうみられる」と恣意(しい)的な判断がなされていると指摘しています。
また、意見書ではウイルスが自然界で発生したものか、研究所から出てきたものか、さらなる調査が必要だとしています。
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