コロナ禍で酒類の提供が制限されるなか、意外な名前の飲み物が人気となっています。
都内のビアパブ。緊急事態宣言のさなか、自慢のクラフトビールも提供できない状態が続いています。
そこで店ではランチタイムやテイクアウトで肉料理に力を入れるとともに、新たに提供を始めたのが・・・。
ノンアルコールビール。その名も「禁酒時代のヒール」。手掛けたのは岩手の酒造メーカーです。
世嬉の一酒造・佐藤航社長:「アルコールが良くないものだと言われているので、「ビ」ールの『゛』を取って『禁酒時代のヒール』」
つまり皮肉・・・。
3度目の緊急事態宣言を前に、飲食店から頼まれて緊急製造。わずか5日で完成させたそうです。
こだわりは口当たりに・・・。岩手産のリンゴ果汁をブレンド。ホップの苦みに合うよう仕上げたとか。
「悪役」が助けになっているのは酒造メーカーもまた同じ。東京や大阪の飲食店からは注文が相次ぎ、今後は瓶タイプも販売して販路を広げていく方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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