「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、ユネスコの諮問機関が記載すべきと勧告し、世界文化遺産に登録される見通しとなりました。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、日本最大級の縄文集落跡の三内丸山遺跡など、北海道と青森、岩手、秋田の3県に点在する17の資産で構成され、去年、政府がユネスコに推薦しました。
1万年以上もの長い間、農耕せずに定住し、埋葬や祭礼など日本列島で発展した縄文文化の痕跡を残す遺跡群です。
ユネスコの諮問機関であるイコモスは、26日午後、世界文化遺産の登録にふさわしいとする「記載」を勧告しました。
7月中旬から開かれる世界遺産委員会で正式に登録される見通しです。
先日、登録が妥当と勧告された世界自然遺産の「奄美・沖縄」に次ぐ快挙です。
日本では、これまで23の世界遺産が登録されています。
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