東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本会長は観客数の上限の判断は緊急事態宣言の解除後となる見通しを示しました。
橋本組織委会長:「緊急事態宣言が6月20日ということで、その状況を見ていかなければ、なかなか観客の上限を決めることは難しいのではないか」
東京大会の観客数の上限を巡っては、IOC(国際オリンピック委員会)などとの5者協議で来月に決めることが発表されていました。
橋本会長は緊急事態宣言が来月20日まで延長される方針を受けて、期限となる20日より前に決めることは難しいとの認識を示しました。
今後、国内の感染状況や政府が示す方針を踏まえて「適切な時に判断したい」としています。
また、IOCがインドなど6カ国の選手団に対してワクチン接種を求めたと明らかにしました。
インド型の変異ウイルスへの政府の水際対策強化を受けての対応だということです。
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