新型コロナウイルスの発生源を巡り、イギリスの情報機関は中国・武漢の研究所から流出した可能性があるとみていることを現地メディアが伝えました。
「サンデー・タイムズ」は30日、武漢ウイルス研究所からウイルスが流出した可能性について、イギリスの情報機関が「あり得る」としていると関係者の話として報じました。
これまでは流出の可能性について「ごくわずか」と考えられていましたが、おととし11月に研究者3人が体調不良を訴えたという情報もあることから流出説を再評価しているということです。
新型コロナの起源を巡り、アメリカのバイデン大統領も研究所から流出した可能性について調査するよう情報機関に指示しています。
「サンデー・タイムズ」はイギリスの情報機関がアメリカ側と連携しているとしていて、流出説を否定する中国との対立が深まりそうです。
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