治療薬への応用に期待が高まっています。富山大学がインド型を含む複数の変異型への感染を防ぐスーパー中和抗体。この作成に成功したと発表しました。
人類と新型コロナウイルスの闘いに、いよいよ終止符が打たれるのか・・・。
富山大学が作成に成功したと発表したのが新型コロナウイルスのスーパー中和抗体。
ウイルスは体内に侵入するとウイルスにある突起状のタンパク質と細胞の受容体が結合して感染します。
しかし、免疫システムの中でこれを阻害する役割を果たしているのが中和抗体です。
今回、富山大学が作成したものは従来型だけでなくインド型を含む複数の変異型にも対応できる、まさにスーパーな中和抗体だそうです。
一体、どのようにして作られたのか・・・。
中和抗体の量が特に多い回復患者から血液を取り出し血液から「B細胞」という抗体を作る細胞を取り出します。
このB細胞から遺伝子を取り出して組み替える作業を行いました。
このスーパー中和抗体は今後、どのように実用化されていくのか。
患者が重症化する前に投与し、ウイルスが増殖するのを抑える治療薬として期待できるとしています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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