「路上飲み」を防ぐために封鎖されている東京・高田馬場駅前のロータリー広場。建てられた柵に大量の「南京錠」が掛けられていることに行政も困惑しています。
東京・高田馬場。学生らでにぎわう街の一角に奇妙な光景が広がっています。フェンスの網に南京錠が大量に掛けられているのです。
フェンスは先月、設置されたばかり。それまでは夜な夜なコロナで行き場をなくした若者が集まっていました。
いわゆる「路上飲み」。大声で騒ぎ、泥酔する人もいました。こうした行為を防止するためのフェンスに南京錠を付けたのは何らかの抗議なのか・・・。
実は、そうでもないようです。
カップルが愛を誓う南京錠はパリのセーヌ川などが有名です。それがなぜ、高田馬場で・・・。
いずれにせよフェンスは公共物です。南京錠は永遠とか外れないというイメージで掛けられるのかもしれませんが、愛媛県ではおととし、約7000個が重みに耐えられないとしてあっさりと撤去されました。
高田馬場のフェンスもコロナが落ち着けば確実に撤去されるといいます。
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