ミャンマーの選挙管理委員会は、アウン・サン・スー・チー氏が率いる政党が圧勝した去年の総選挙について、正式に「無効」としたと発表しました。
ミャンマーの国営メディアは26日、選挙管理委員会が去年11月の総選挙を無効と判断したと伝えました。
総選挙では、アウン・サン・スー・チー氏が率いるNLD(国民民主連盟)が圧勝しましたが、選挙管理委員会は有権者名簿や投票用紙を調査した結果、1130万件以上の不正が確認されたとしています。
国軍側は2月のクーデター後、選挙管理委員長に国軍の出身者を新たに配置していて、選挙のやり直しを行うと主張しています。
国軍側は、調査結果をもとに不正に関わったとしてNLDを解党処分に追い込み、やり直しの選挙で国軍系の政党に有利に運ばせたい狙いがあるとみられています。
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