大阪府吹田市で警察官を刺し、拳銃を奪った罪などに問われている男の裁判員裁判で、大阪地裁は男に懲役12年の判決を言い渡しました。
飯森裕次郎被告(35)はおととし、吹田市の交番の前で警察官を包丁で刺し、拳銃を奪ったとして強盗殺人未遂などの罪で起訴されていました。
飯森被告は精神鑑定で統合失調症と診断され、弁護側は無罪を主張していました。
判決で大阪地裁は、飯森被告が事前に交番の勤務態勢をネットで検索したり、逃走中に服を着替えるなどある程度、自身の意思があったと指摘しました。
そのうえで統合失調症の影響で物事の善悪を判断する力が著しく低下している状態だったが、限定的に責任能力があったと認定し、懲役12年の判決を言い渡しました。
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