東京・調布市を走行中の京王線の電車内で男性が男に刃物で刺されて意識不明の重体のほか、16人がけがをしました。現行犯逮捕された男は「人を殺して死刑になりたかった」などと供述しています。
10月31日午後8時ごろ、調布市の京王線国領駅付近を走行中の電車内で70代の男性が男に刃物で刺され、意識不明の重体となりました。
他にも逃げる際に転倒するなどして16人がけがをしました。
事件直後、駆け付けた警察官が車内にいた自称24歳の服部恭太容疑者を70代の男性に対する殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
警視庁によりますと、服部容疑者は男性を刺した後、別の車両に移動して液体をまいたうえでライターで火をつけたとみられています。
電車に乗っていた人:「声も上げてない。無言でふらふら(刃物を)振り回しながら歩いていた」「刃物を持った男の人が来て、多分血も付いていて、ペットボトルに透明の液体が入っていて、それをバッと振りまかれて」
服部容疑者は容疑を認めていて、「人を殺して死刑になりたかった。2人殺せば死刑になると思った」と供述しています。
また、8月に小田急線で乗客が切り付けられた事件を参考にしたとも話しているということです。
警視庁は当時の詳しい状況を調べています。
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