クリニック放火 非常口にも火 逃げ道ふさいだか(2021年12月23日)

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ANN
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 大阪のクリニックで25人が亡くなった放火殺人事件で、容疑者とされる男が一度火を付けた後、非常口付近にも火を付けたとみられることが分かりました。警察は逃げ道をふさごうとしたとみています。

 この火事で警察はクリニックの患者・谷本盛雄容疑者(61)が持ってきた紙袋から出た液体に火を付けたとみて調べています。

 その後の捜査関係者への取材で、谷本容疑者が火を放った後、別の紙袋を非常階段の方向へ投げ、直後に非常口が炎に包まれる様子が防犯カメラに映っていたことが分かりました。

 まかれた液体がガソリンであることも分かり、警察は谷本容疑者が逃げ道をふさごうとしたと見ています。

 また、現場からは刃物も見つかり、警察は谷本容疑者が持ち込んだものかどうか調べています。

 一方、被害者について警察は新たに兵庫県に住む50代と20代の女性2人の身元を特定しました。

 一人は、クリニックの関係者だということです。

 身元が判明した犠牲者は23人になります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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