13日、第二次岸田再改造内閣が発足しました。
岸田総理:「この内閣は“変化を力にする内閣”です。明日は今日より良くなる。誰もがそう思える国づくりを一緒に行っていこうではありませんか」
閣僚19人のうち、初入閣が11人。中央を固めたのは女性閣僚です。改造前の2人から、5人に増えて過去最多に並びました。なかでも“総理が最も期待する一人”とされ、閣内最年少での抜てきされたのが、加藤鮎子こども政策担当大臣(44)です。父親は、加藤紘一元幹事長。“加藤の乱”の渦中には、若かりし岸田総理の姿もありました。
加藤こども政策担当大臣:「今ごろ、見てるのかななんて思ったりしながら、父の名に恥ずかしくないように頑張っていきたい」
加藤氏は2児の母。入閣の知らせを聞いたのは、子どもの看病をしている最中でした。
加藤こども政策担当大臣:「子どもに薬を飲ませたり、もどしたのを片付けたりしながら、速報の連絡が入って、面食らっていたところです」
参議院議長を務めた土屋義彦氏の娘で、料理研究家としての顔も持つのは、土屋品子復興大臣(71)です。
土屋復興大臣:「復興に向けて、先頭きって頑張っていきたい」
自見はなこ地方創生担当大臣(47)も、郵政大臣を務めた自見庄三郎氏を父に持つ、世襲議員の一人です。
上川陽子外務大臣(70)は、法務大臣などを歴任。女性の外務大臣は小泉政権以来、約20年ぶりです。
自民党の新役員で唯一の女性となったのは、選対委員長に登用された小渕優子氏(49)です。小渕恵三元総理のあとを継ぎ、政界進出しますが、2014年に“政治とカネ”をめぐる問題が浮上。地元で会見を開きましたが、いまだ説明が不十分との批判は消えません。あれから約8年。党4役の表舞台に返り咲きました。
自民党 小渕選対委員長:「あの時に起こったことは、政治家として私がこれから歩みを進めていくなかで、心に反省を持ち、決して忘れることない傷として、その歩みを進めてまいりたいと思います。私自身の今後の歩みを見ていただいて、今後もご判断をいただきたい」
新たなスタートを切った岸田内閣。月内に経済対策の柱立てを行い、来月中をめどに取りまとめると表明しました。
岸田総理:「まずは足元の物価高に対応しなければなりません。ガソリン補助金の継続を含め、国民生活を応援する大胆な経済政策を実行してまいります」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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