アメリカのバイデン大統領が自動車メーカーの労働組合によるストライキの現場を訪問し、労働組合への支持を表明しました。
バイデン大統領:「皆さん、粘り強く頑張って。あなたたちは大幅な賃上げや手当を得る資格があるのです。失ったものを取り戻そう」
UAW(全米自動車労働組合)は賃上げなどの待遇の改善を求めて、今月15日から大手3社の一部の工場で初の一斉ストライキを始めました。
バイデン大統領は26日、自動車産業の拠点であるミシガン州デトロイト近郊を訪問し、ストライキの現場でUAWへの連帯と支持を表明しました。
現職の大統領がストライキの現場を訪問することは極めて異例です。
UAWは来年の大統領選でバイデン氏の支持をいまだに表明しておらず、今回の訪問で支持を固める狙いもあります。
一方、27日には共和党最有力の大統領選候補であるトランプ氏がデトロイトに入り、自動車工場の労働者らを前に演説する予定で、大統領選の「前哨戦」の様相を呈しています。
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