11日は全国的にカラッとした秋本番の陽気となりました。全国的に湿度が低く、空気が乾燥しています。早くもこの時期、皮膚科には乾燥などによる「肌トラブル」を訴える患者が急増しているということです。
■リップクリーム 売れ行き3倍
最小湿度は全国的に40%を下回り、大阪や秋田は30%前後に。この秋一番低くなりました。
10代学生:「(Q.保湿アイテムは)リップ。冬はすぐカサカサになるので定期的に塗って頑張りたい」
20代男性:「パックをたまに気が付いた時にやっている」
保湿グッズを扱う生活雑貨店では。
ロフト 広報 高橋ひとみさん:「乾燥が気になる人が増えているのか、売り上げは伸びている」
特にリップケアアイテムは去年の同じ時期と比べて3倍の売れ行きだといいます。なかには進化したものも。「フェイスパック」ならぬ「リップパック」。およそ20分はおしゃべり我慢です。
ロフト 広報 高橋ひとみさん:「夏が長かったこともあり、紫外線のダメージが気になる声も多くあった。ダメージケアをしていたなかで急激に寒くなって今度は乾燥のケアをということで手に取っているのかな」
■皮膚科に“肌トラブル”患者急増
皮膚科のクリニックでは、乾燥などによる肌トラブルで受診する患者が急増しているといいます。
患者:「最近、急に寒くなったのか手がカサカサしているのとかゆいのもある」
例年なら11月下旬ごろから増え始める乾燥が原因の患者も、今年は10月に入って増え始めたそうです。要因は“急な秋の訪れ“です。
皮フ科かわさきかおりクリニック 川崎加織院長:「顔・手・すねの乾燥が増えてきた感じ。スキンケアを夏の装いで夏の対策をされている方が多い」
乾燥に対する準備をしていない人が多いといいます。
皮フ科かわさきかおりクリニック 川崎加織院長:「今年は季節の変わり目が急に変わったような感覚。それに肌が追い付いていない、準備ができていない患者をよく見る」
さらに、今年記録した“観測史上最も暑い夏”が拍車を掛けたといいます。
皮フ科かわさきかおりクリニック 川崎加織院長:「“夏場はよく顔を洗うように”“洗浄をして下さい”と言っていたが、急に寒くなり“夏のスキンケア”をしていた人が乾燥し始めた」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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