天皇皇后両陛下が「結婚の儀」で身に着けられた装束など、皇室ゆかりの品が3日から一般公開されました。なかには天皇陛下が50年以上も愛用している貴重なものも。
■雅子さま着用「装束」一般公開
色鮮やかな装束は、いわば「令和の象徴」。天皇陛下が即位を宣言される「即位礼正殿の儀」。この時、両陛下が身に付けられた装束です。
3日にリニューアルオープンした「皇居三の丸尚蔵館」。注目は天皇陛下と雅子さまに関する特別展示です。
男性:「きょうは一番乗りで来たんですよ。5時半にここに着いたんですよ」「(Q.1つおすすめするとしたら?)衣装ですかね、両陛下の」
一番乗りの男性が勧めるのは初公開の装束です。30年前、日本中がお祝いムードに沸いたご成婚。この装束は宮中三殿で行われた「結婚の儀」で両陛下が身に着けられたものです。そして「饗宴(きょうえん)の儀」で雅子さまが着用されたローブ・モンタントも今回、一般公開されました。
来場客:「ここまで近くで見ることはそんなに機会が多くないので細かいところまで見ることができて、すごく本当にうれしくて、だいぶ時間が過ぎてしまった」
そして、天皇陛下愛用の品も。バイオリンです。同じものかは分かりませんが、古い映像には陛下がバイオリンのレッスンを受ける様子が残されていました。
そして、天皇陛下が50年前から愛用されている品も初公開です。そこには雅子さまとの微笑ましいエピソードが…。
■天皇陛下50年超愛用“望遠鏡”
上皇さまと当時14歳の天皇陛下が天体望遠鏡を交互にのぞかれています。同じものかは分かりませんが、皇居三の丸尚蔵館で3日から一般公開された天体望遠鏡は陛下が50年前から愛用の品で、雅子さまとの思い出も詰まっています。
天皇陛下:「(Q.(天体望遠鏡)持ってこられました?)持ってきました。前から使っている望遠鏡。ちょうどここは星を眺めるのに良い所なんですね。だいぶ前になるんですけれど、雅子とちょうどここの上の所にテントを張って一晩過ごしたことがあるんですけれども、寝袋で」
ご静養にも持っていかれる愛用品です。三の丸尚蔵館はすべての所蔵品が皇室ゆかりのもの。建て替え工事は続いていて、2026年度から全館オープンとなる予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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