中国で11月11日は「独身の日」と呼ばれ、ネット通販各社が期間中、毎年大規模なセールを行っていますが、今年はおよそ8割の市民が「消費を増やさない」とするアンケート結果が発表されました。
中国で2009年から始まった「独身の日」セールは1時間あたりの売り上げが1兆円を超えるなど、中国の「爆買い」を象徴していましたが、ゼロコロナ政策による景気の冷え込みが指摘された去年からは大手通販サイトが売り上げ速報の公表を取りやめました。
今年の独身の日を前にアメリカのコンサル会社「ベイン・アンド・カンパニー」が中国に住む3000人を対象に今年の消費額についてのアンケートを行い、77%が「去年よりも消費を増やさない」と回答しました。
北京市民:「(Q.今年の独身の日セール期間に何か買いましたか?)何も買ってないです」「今年は貧乏だから何も買わない」「昔のような魅力はない。実際の需要に応じて買う」
中国メディアによりますと、化粧品や日用品などの販売は苦戦しているものの、航空チケットやホテルの宿泊前売り券など「旅行関連」のセール商品は好調だということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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