ガザ地区最大の病院などへの攻撃で死者が出て、イスラエルの攻撃に対する非難の声が高まっています。
11日、サウジアラビアの首都リヤドで「アラブ連盟」と「イスラム協力機構」の緊急合同首脳会議が開かれ、およそ60カ国の首脳らが集まりました。
パレスチナ自治政府のアッバス議長は「比べようのない大量虐殺に直面している」と紛争の終結を訴え、イランのライシ大統領は「アメリカはイスラエルの共犯者だ」と非難しました。
敵対関係にあったイランの首脳がサウジアラビアを訪問するのは3月に外交関係を正常化してから初めてです。
イスラエルがハマスの重要拠点があるとするシファ病院への攻撃で13人が死亡したほか、パレスチナ側は「燃料が底を尽き、医療機能が停止した」ため、乳児3人が死亡したとしています。
国境なき医師団は12日、「医療チームと患者、数百人が今もシファ病院にいる」として攻撃をやめるよう声明を出しました。
ロンドンでは11日、即時停戦を求めるデモにおよそ30万人が参加しました。
デモに反対する団体と警察との間で衝突があり、逮捕者も出ました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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