イギリスのスナク首相がパレスチナ支援のデモを警察が優遇していると批判していた内相を解任しました。内閣改造にも踏み切り、外相には政界を引退したキャメロン元首相が就任しました。
スナク首相は13日、ブレイバーマン内相を解任しました。
ブレイバーマン内相はイギリスのタイムズ紙への寄稿で「警察は親パレスチナのデモを優遇している」と指摘し、与野党から批判を浴びていました。
また、「ホームレスは自分が選んだライフスタイル」などと発言したことも問題になっていました。
スナク首相は内相の解任に合わせて内閣を改造し、後任の内相にクレバリー外相を外相にはキャメロン元首相を指名しました。
キャメロン氏は2010年から16年まで首相を務めていて、首相経験者が大臣になるのは1970年以来、53年ぶりです。
キャメロン氏はEU(ヨーロッパ連合)の残留派でしたが、国民投票で離脱派が多数を占めたことで首相を辞任しました。
その後、下院議員を辞職し政界を引退していました。
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