「三流大学以下の奴ばかり」「死ね」など暴言か…愛知・東郷町長“ハラスメント”疑惑(2023年11月14日)

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ANN
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愛知県東郷町の町長が職員に対して「死ね」「殺すぞ」などとパワハラ・セクハラとみられる言動を繰り返していたことが分かりました。

2022年5月の音声:「馬鹿じゃねえ。本当に馬鹿じゃねえ」

2022年7月の音声:「今○○君がやっている仕事さ、パートのおばちゃんだってできるんじゃない?」

この町長の言葉は職員から業務の報告を聞く“町長レク”と呼ばれる場で発せられたものです。名古屋市と豊田市の中間に位置し、発展を続けている愛知県東郷町。約4万4000人が住むこの町で、町長を務めているのが、井俣憲治氏(57)です。子育て支援などを訴え、5年前、町長選に当選し、現在は2期目。その井俣町長にハラスメント疑惑が浮上したきっかけは、今年2月の幹部会議でした。

現役の男性職員:「町長が『お前何しにおるんだ?』だとか『最上級のアンポンタン野郎が』という言葉を浴びせられたんです」

東郷町の男性職員が議員宛てに送ったのは「どうぞ町職員をお助け下さい」と悲痛なメッセージが書かれた文書。添えられていたのは、井俣町長のハラスメント疑惑に関する職員アンケートの結果でした。

職員アンケート:「お前は本当に頭が悪いな」「お前の頭は帽子をかぶるだけだな、考えるためじゃない」「死ね」「殺すぞ」「三流大学以下の奴ばかりだ」「採用してもらってラッキーだったな」

さらに「セクハラを疑わせる発言などがあった」と答えた職員も13人いたといいます。

職員アンケート:「彼氏はいるか」「イベントでトッピィ(町の公式キャラクター)の着ぐるみを着た女性職員に抱き着いた」

アンケートには、約230人のうち72人が回答し、そのうち39人が、井俣町長から何らかのハラスメントを受けた、もしくは見たと答えたそうです。こうした疑惑に対し、町長が取材に答えました。

井俣町長:「パワハラ・セクハラをされたという方が、人事の方には直接、現状なかったものですから。認識として、個別にというのはなかったと思うが。ちょっと言葉が過ぎたなというのがあった時には、ごめんねということではお話をしたことがある」

音声が残るものなど発言の一部については自身のモノだと認めたものの、ハラスメントの認識はなかったと説明しました。その井俣町長に対し、アンケートを行った町の男性職員は。

現役の男性職員:「首長として、街の代表者としてどうかなって。ありえないだろうと」

この男性職員は、アンケートを取る前に、副町長に対して調査を求めたといいますが、何の対応もされなかったといいます。

現役の男性職員:「自分の子どもより若い職員たちが、パワハラの状態が当たり前になっていて。そんな思いをさせて。本当は悪いことは悪いと言える職場であってほしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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