JAXAは日本の月面着陸を目指す小型実証機「SLIM」を、月を周回する軌道に投入することに成功したと発表しました。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)によりますと、「SLIM」は日本時間25日午後4時51分にエンジン噴射によって進路を修正しました。
地上から送られた飛行データの分析で高度600から4000キロメートルの楕円(だえん)軌道に予定通り投入されたということです。
今後、2024年1月中旬までに軌道の調整を続けて月面に着陸する準備を始め、1月20日未明の着陸を予定しています。
目的地点への誤差を他国の10分の1以下の100メートル以内に抑えるピンポイント着陸を実証し、世界で5カ国目の月面着陸を目指します。
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