未払い賃金の支払いを求めストライキが続いている格安航空会社「ジェットスター」の労働組合は、会社側との交渉が決裂し、年末年始もストライキを続けると明らかにしました。
ジェットスター・ジャパンの機長や客室乗務員らでつくる労働組合=「ジェットスタークルーアソシエーション」は、未払い賃金の支払いを求めて今月22日から出社を拒否するなどのストライキをしています。
組合は27日、会社側と団体交渉をしましたが「要求に対して前進する回答は全くなかった」と判断し、ストライキを継続すると決めました。
当初の予定通り、1月7日まで行うとしています。
年末の帰省ラッシュがピークとなる29日には、参加するおよそ100人のうちこれまでで最大の36人がストライキをする予定です。
ジェットスタージャパンはこれまでに欠航した6便について「病欠やストの影響」と説明しています。
そのうえで、組合側との話し合いでは妥協点が得られなかったとして労使の間に立って調整をする国の機関「中央労働委員会」に28日、調停を申し入れるとしています。
「可能な限り調整を続けてまいりますが欠航便が出てしまった場合はHPなどでお知らせします」とコメントしていて、運航状況への影響が懸念されます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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