今回の地震による津波が石川県珠洲市では約5メートルの高さまで及んでいたことが研究者の調査で分かりました。
津波などの研究を専門とする中央大学の有川太郎教授は津波被害を調査するため、7日から現地入りしました。
珠洲市や能登町など半島東部をまわり、津波被害に遭った住宅のドアや壁に付いた砂、海藻とみられるものを確認しました。
中央大学 有川太郎教授
「津波の痕跡の高さとしては4、5メートル程度のところまで付いている」
有川教授によりますと、珠洲市宝立町では建物の水の痕跡から、津波が最大で5メートル程度の高さまで達していたということです。
能登半島ではこれまでの地震で海底の地盤も緩み、海底地すべりが起こる可能性もあるため、今後は小さな揺れでも津波のリスクがあるとしています。
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