フリージャーナリストの安田純平さんがパスポートの発給を拒否されたのは違法などと訴えた裁判で、東京地裁は発給拒否を取り消すよう国に命じる判決を言い渡しました。
フリージャーナリスト 安田純平さん
「帰国はしたけど、その後も拘束状態がある意味続いていたわけで、それがようやく終わったというか一区切りではあるのかなと」
シリアで3年以上武装勢力に拘束されていた安田純平さんは、帰国後にパスポートの再発行を申請したところ、発給を拒否されたのは違法などとして国を相手に裁判を起こしていました。
東京地裁は25日の判決で、国の発給拒否について「裁量権の範囲を逸脱し、または濫用していたと言わざるを得ず違法」などと指摘し、処分を取り消すよう命じる判決を言い渡しました。
安田さんはトルコから入国禁止の措置を受けていることを理由に発給拒否の通知を受けましたが、他の国にも渡航できないのは不当であると主張していました。
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