14日はバレンタインデー。イギリスでは日本とは違い、恋人同士で花やプレゼントを贈り合う習慣があるようですが、物価高などの影響で過ごし方に変化が出ているようです。
「ナターシャ・フラワーズ」オーナー ナターシャ・ブーンさん
「あしたはバレンタインデー、今年は去年に比べて倍を仕入れました。去年よりバラの値段が値上がりしていますね」
イギリスでは、バレンタインデーに恋人同士や夫婦でプレゼントを贈り合う習慣があり、男性から女性へ贈る花の中では特にバラが人気です。
しかし、イギリスがEU(ヨーロッパ連合)から離脱したことに伴い、バラの名産地オランダなどからの輸入に20%の税金がかかるようになったのに加え、生産や出荷にかかる燃料費の高騰のため毎年値上がりが続いています。
バラを購入した客
「彼女のためにバラを数本買いました。(去年と比べたら)少し高いですね。ロンドンはなんでも少し高いね」
「(妻に)バラの花束を買いました。(あしたは)家で妻と子どもと静かに過ごすよ。最近は外食することも少なくなりました」
また、バレンタインデーの過ごし方についての世論調査では長引く物価高を受けて、「バレンタインデーを祝うのをやめる」と答えた人が48%、「自宅で過ごす」と答えた人が45%に上りました。
そうしたなか、宅配需要の高まるバレンタインデー当日にロンドンなどで3000人以上の配達員が賃上げを求めてストライキを行う予定で、大きな影響が出る可能性があります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
コメント