ガザ南部最大の病院が機能停止 既に死亡した患者も(2024年2月18日)

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ANN
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 イスラエル軍による攻撃と包囲を受け、ガザ地区南部最大の病院が、機能を停止しました。酸素吸入器が使えなくなり、既に死者が出ているということです。

 ガザ地区の保健省や、WHO=世界保健機関によりますと、南部ハンユニスにあるナセル病院がイスラエル軍の襲撃を受け、完全に機能を失ったということです。

 医療関係者ら70人が拘束されたため、医療活動に従事できる人員は限定的だといい、電気と水の供給が止まったために、酸素吸入器を使用していた患者8人が死亡したということです。

 まだ200人余りの患者が取り残されていますが、今後、重症患者ら数十人が死亡する恐れがあるとしています。

 WHOのテドロス事務局長は、「重症患者に対し、緊急の対処が必要だ」と訴えています。

 周辺で掃討作戦を続けるイスラエル軍は、ハマスが病院を拠点として利用していて、内部で武器を発見した、と主張しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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