ロシアの反体制派の指導者・ナワリヌイ氏の葬儀が厳戒態勢のなか、モスクワの教会で営まれました。
ナワリヌイ氏の葬儀に伴って多くの警察官や治安部隊が警戒にあたり、通信が一部遮断されるなど、厳戒体制が敷かれました。
教会の周りには数千人の市民らが集まり、棺(ひつぎ)が到着すると「恐れない」「降参しない」といったシュプレヒコールが上がりました。
棺を載せた霊柩(れいきゅう)車が出発すると市民らは後を追い、約3キロ離れた墓地まで「ロシアは自由になる」「プーチンのいないロシアを」と叫びながら行進しました。
複数人が拘束されましたが、大規模な衝突は起こっていません。
葬儀後、妻のユリアさんは「あなたなしでどうやって生きていけばいいか分からないけれど、あなたが喜び、誇りに思ってもらえるよう頑張ります」とナワリヌイ氏への追悼文をSNSに投稿しました。
独立系メディアなどによりますと、ヨーロッパを拠点にしているユリアさんは拘束の危険もあるため帰国を断念しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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